こんにちは!さおり!
- どうすれば人の心を動かせる文章が書けるのか知りたい
- 売り込みの文章を読んでもらいたい
売り込みの文章を書きたいけど、いつもなんかあと一押しって感じで納得できる文章が書けない…。
人の心に届くような文章を書くのって難しすぎる!
実は、人の心を掴むコピーライティングには、秘密の武器があるんです。
それが「インサイト」です!
この記事では、インサイトを活用したコピーライティングの極意をお教えします。
読者の心の奥底にある本当の気持ちを理解し、人々の心を動かし、行動を促すことのできる文章のコツを解説します!
- 人の購買意欲をかき立てる文章がわかる
- 人を惹きつける文章の作り方がわかる
- インサイト(本人も気づいていない本音)の探し方が分かる
インサイトを活用したコピーライティングとは?
インサイトとは?
「インサイト」とは、読者の心の奥底にある本当の気持ちや欲求を見抜いたことによって得られる購買意欲のツボのことです。
イメージとしては、消費者さえも気づいていないような無意識な本音や願望、新しい事実です!
コピーライティングでは、「商品を買ってほしい」「公式LINEに登録してほしい」「セミナーに来てほしい」など、読者に何か行動を促す文章で構成されます。
その行動を促す文章術は世の中にはいくつかあり、QUESTフォーミュラやGDTの法則などを使って売り込む文章は作れます。
しかし、あともうひと押しがほしい!というときに、この「インサイト」を使うんです!
「インサイト」って聞きなれないし…
カタカナを言われると急に難しいって~…
大丈夫!私もライティングの勉強をするまで全く知らない言葉でした!
この「インサイト」を極めることによって、人の心にグサッと刺さるような文章を書けるようになります!
本人も気づいていない奥底にある本音や願望を提示する方法
何気なく街を歩いていたり、SNSを見たりしていると、ある言葉だけがパッと目に入ってきてなんか気になる!って感じた経験はないですか?
「痩せる」
「モテる」
「成功する」
などなど。
それは、この言葉に関わる悩みを抱えているから。
その悩みを解決したいという願望が心の中にあるため、無意識のうちに注目してしまうのです。
しかし、この言葉の奥には気づいていない本音が隠されていることが想像できます。
それが「インサイト」です。
例えば、「痩せる」という言葉に対して
2カ月で理想の体に!成婚率95%のダイエットプログラム
→ 「痩せたい」という願望の奥に、「結婚したい」という感情・本音が隠されています。
「痩せたい」ということも事実ですが、極論「結婚ができればダイエットはしなくてもいい」とも思っていることになります。
「痩せたい」のではなく、「痩せた先にどうなりたいのか」という隠された本音があります!
このように、読者本人も気づいていないような感情・本音・願望を深く掘っていき、そこに突き刺さるような言葉を投げかけるようにすると、グサッとくる文章が書けるようになります!
新たな真実を提示する方法
簡単に説明すると、
「一般的にはこう言われてるけど、実は○○○○なんです」
っていうフレーズを入れることです!
例えば、腸内環境を整えるサプリを販売するとした場合
「一般的には瘦せるためには、食事制限や運動が効果的だと言われてますが、実はあなたが痩せられない原因は腸内環境だってことが判明しました!」
という表現をするのです!
わ!確かに自分の知らないことを教えてくれたら有益な情報なんだって思っちゃいます!
大手企業のインサイト活用事例
資生堂 アネッサ(ANESSA) 薬用ナイトサンケア美容液
【一般論】日焼け防止は日中に日焼け止めを塗ればいい
【インサイト】日焼け防止は夜にもできる
→ 「目指すのは紫外線に強い私」
夜のうちに日焼けのダメージケアを行い、日焼けをしにくい肌を作ることで美しさが保たれる
参照:資生堂アネッサ
インサイトを見つける方法
①まずは、自身の経験から感情を掘り下げる
インサイトを見つける上で、自分自身の経験も貴重な情報源となります!
例えば、
- なぜこの商品を買ったのか → 本当にそれが欲しかったのか
- 使用してどんな気持ちになったか → なぜそう感じたのか
といった自分の経験を振り返って、感情を深堀してみましょう!
【長時間のパソコン作業をしている人がブルーライトカットの眼鏡を購入した場合】
- なぜこの商品を買ったのか
→ ブルーライトを長時間浴びることが目によくないと聞いたため
- 本当にそれが欲しかったのか
→ ブルーライトカットの眼鏡をすると眼精疲労がマシになると信じているから
- 使用してどんな気持ちになったか
→ ブルーライトカットが本当にされているのかよく分からない
- なぜそう感じたのか
→ 視力は悪くないのに眼鏡をかけて仕事をすることに慣れておらず、目よりも耳が痛くなったから
このことからブルーライトカット眼鏡を購入したことは「ブルーライトによる眼精疲労を予防したい」のではなく「眼鏡をかけて仕事をすることがカッコイイ自分になれると思っているから」なのかもしれない。
自分の行動や感情を掘り下げて自己分析できることで、読者にも共通する「インサイト(本人にも気づかない本音)」を発見することができます!
また、過去の経験だけでなく、日々の生活の中で感じる些細な感情にも注目してみてください!
「あれ、なんでこんな気持ちになったんだろう」
という瞬間こそ、インサイトに気付くことができるかもしれません!
まずは自分を理解できなければ、相手のことも理解できませんよね。
日記をつけたり、自分の行動を振り返る時間を作ってみるのもインサイトを見つける訓練に効果的です!
②次に、読者の「悩み」を書きだしましょう
「悩み」は書き出せるだけたくさん書き出してみましょう!
「悩み」は、感情ベースで考えてください!
例えば、私のブログのペルソナは「会社員からフリーランスに転身して月40万稼ぐようになりたい独身アラサーOL」です!
その人の悩みは、
- 会社に縛られるのが苦痛になってきたから、自由な働き方をしたい
- 今の会社よりもお給料を上げるには月40万稼ぎたいけど本当に稼ぐことができるのか不安
などなど、100個書き出しました!
③読者の「悩み」に対して「なぜ?」を深堀していく
読者の悩みが出せたら、悩みの先の深い部分まで知りたいため、
読者の「悩み」に対して「なぜ読者はそのような悩みを持っているのか」を深堀りしていきます!
例えば、①で出した悩みに対してだと、
- 会社に縛られるのが苦痛になってきたから、自由な働き方をしたい
→ 仕事内容または一緒に働く人を自分で選びたい
- 今の会社よりもお給料を上げるには月40万稼ぎたいけど本当に稼ぐことができるのか不安
→ 今より収入は下げたくない
そして、その悩みをもっと深堀りしていくと、
このペルソナは「自由な働き方で月40万稼ぐようになりたい」というわけではなく、「自分で決めた仕事をバリバリ仕事を頑張って、頑張った分評価されたい」と思っていることが考えられます。
このような方法で、ペルソナの悩みを深堀りしていき、本人も気づいていない無意識の感情・本音・ニーズを具体的に言語化してあげることによって
「どうして私のことがわかるの?!」
と感動して、相手の気持ちを掴むことができるのです!
まとめ|人間の心理を理解することが人の行動を促すことに繋がる
いかがでしたでしょうか?
「インサイト」は難しく感じるかもしれませんが、コピーライティングにおいてとても重要な役割をしているんです!
みなさんも、日常生活の中で感じる「あるある」や「もやもや」を大切にしてみてください。
そこにインサイトが隠れているかもしれません。
読者の「インサイト」を理解することで、より心に響くコピーが書けるようになります!
人間の行動の裏にある本当の理由を探ることが、インサイトを見つける第一歩なんです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!