こんにちは!さおりです!
Googleサーチコンソールの「ページがインデックスに登録されなかった理由」に突如現れた「検出 – インデックス未登録」。
※引用:Googleサーチコンソール
え?(笑) なにこれ!なんか…初めて見る文言…。大丈夫なん?
一旦落ち着いて!
検索エンジンに表示させたいページがインデックス登録されていないって焦りますよね!
原因を理解して、対策していきましょう!
- 「検出 – インデックス未登録」の原因
- 「検出 – インデックス未登録」が出たらどんな対処が必要なのか
「検出 – インデックス未登録」とは?
「検出 – インデックス未登録」という状態は、Googleクローラーがページを見つけたけど、クロールはされていないということ。
つまり、クローラーがページを読み込み、画像やファイルなどのページの内容は収集していない状態です!
そもそも、Googleサーチコンソールのインデックス登録の流れは、
- GoogleクローラーがURLを発見する
- クロールする(ページの内容を読み込み、内容を収集する)
- インデックス登録する(検索エンジンのデータベースに登録され、検索結果に表示される)
「検出 – インデックス未登録」とは、この②がされていない状態を表しています。
似ている文言で、「クロール済み – インデックス未登録」がありますが、違いは以下の通りです!
検出 – インデックス未登録…URLが発見されているが、クロールされていない
クロール済み – インデックス未登録…URLが発見され、クロールされている
では、なぜクロールされないということが起きているのか原因を説明します!
「クロール済み – インデックス未登録」に関する記事は以下を参照ください!
「検出 – インデックス未登録」の主な原因3つ
「検出 – インデックス未登録」と表示される原因は主に3つあります。
1つずつ簡単に解説していきます!
①Webサイトへの過負荷が予測され、クロールが後回しになった
Googleは発見したURLのすべての画像/ファイルやページの内容を収集するわけではありません!
Googleサーチコンソールのヘルプを確認すると、Webサイトへの過負荷が予測されたためクロールが中止されたと読み取れます!
検出 – インデックス未登録
ページは Google により検出されましたが、まだクロールされていません。これは通常、Google が URL をクロールしようとしたものの、サイトへの過負荷が予想されたため、クロールの再スケジュールが必要となった場合です。そのため、レポート上で最終クロール日が空欄になっています。
参照:Googleサーチコンソールヘルプ
これはどういうことかというと、
クローラーは大忙しなので、インデックス登録しないかもな…っていうページの情報収集は後回しにしてしまうのです!
その原因としては、ページの画像やファイルの容量が大きいとか、サーバー会社の容量が小さいとか。
クローラーはページの情報収集する前に、把握できる情報を元にクロールする優先度が下げられているということが考えられるのです!
原因①の解決策は、下記の3つ!
②内部リンクがなく、孤立しているページである
Googleクローラーはリンクを辿って該当ページにたどり着きます!
そのため、サイトマップを送信していても、ページに何もリンクが貼られていないと、あまり重要ではないと見なされてしまうのです。
内部リンクが貼られていないということは、そのページが孤立している状態というようにイメージしてみてください。
孤立したページは、リンクを経由したアクセスの確率が他のページよりも低くなってしまいますよね。
リンクが貼られていないページは、そのページへ辿ることができないためクロールされにくくなっていまいます!
アクセスが少ないページは、価値提供が低いとみなされ、低品質な内容として評価されてしまうのです。
また、Webサイトの構造において階層が深いページになると、ページの重要度は低いと判断されます。
トップページに配置されることは主要なページと評価されますし、階層が深いとそれだけページをクロールする必要性は下がってしまいます。
原因②の解決策は、
③低品質な内容と判断されている
GoogleクローラーはWebサイトのすべてのページをクロールし、インデックス登録するわけではありません。
低品質な内容の可能性が高い場合も、クロールは後回しになってしまいます。
もしも、ページの品質が問題となって「検出 – インデックス未登録」が表示されていると考えられる場合はページの内容を見直す必要があります!
原因③の解決策は、
「検出 – インデックス未登録」の対策方法6つ
「検出 – インデックス未登録」は、「まだクロールされていない」という点に対して対策していきましょう!
①XMLサイトマップの送信
XMLサイトマップの送信は、「検出 – インデックス未登録」を直接解決できるわけではないですが、Webサイトの全ページの存在をGoogleに認識してもらうことができます!
GoogleにWebサイトの構成や全ページの情報を送信できますので、インデックスに登録される確率をアップさせるために実行しておきましょう!
XMLサイトマップの設定については、下記の記事で詳しく書いていますので参照ください!
②インデックス登録リクエスト【有効性あり】
該当のURLをインデックス登録してもらうようにGoogleサーチコンソールからリクエストを送信する方法があります!
インデックス登録リクエストを送信することも簡単な手順ですので実行しましょう!
リクエストを送信したとしても、必ずインデックスに登録されるとは限らないですが、私はこのインデックス登録リクエストを送信して数時間後に確認するとインデックス登録が完了されていました!
私の場合は、画像も圧縮したし、内部リンクも貼ってるのにインデックス未登録になっていて、なぜだろうと思いつつ、「インデックス登録リクエスト」を送信してみるとすぐに登録されたので安心しました!
すべての原因がインデックス未登録になるとは考えられない場合は、この方法でインデックス登録される可能性は高いと考えられます!
インデックス登録リクエスト送信方法
①URL検査をクリック、上部検索窓に記事/ページのURLを入力
URL検査をクリックするか、そのまま検索窓に該当記事またはページのURLを入力します。
※引用:Googleサーチコンソール
②「インデックスに登録されていません」と表示されるため、右下にある「インデックス登録をリクエスト」をクリック
※引用:Googleサーチコンソール
無事にインデックス登録のリクエストが送信されると、下記の表示「インデックス登録をリクエスト済」が出てきますので、これでリクエスト完了!
※引用:Googleサーチコンソール
③内部リンクを集める
Googleクローラーは、すでにインデックスされている記事/ページから、リンクを辿ってクロールする可能性があります!
内部リンクを集めるというのは、該当記事/ページにむやみに内部リンクを貼るというわけではありません!
その記事に適切な内容のリンクを貼るということが大切です!
記事に関連のないリンクを貼ることによって、読者にとって有益な情報提供ができていないことになるため、SEOの観点からも適切なリンクを貼る必要があります。
関連のないリンクを貼ることによって、見てて意味不明なページになってしまいますよね。低品質な内容だと評価される可能性もあり逆効果となります!
内部リンクに限らず、外部リンクが多いとそのページが有益な情報であると認識されるためインデックス未登録にはなりにくいと考えられます。
ただ、今回解決策としては外部リンクを収集するのはすぐには難しいですので、該当記事/ページに内部リンクを設置できるかどうか修正してみましょう!
④ページ速度を高める
ページの処理速度が遅いWebサイトは、「検出 – インデックス未登録」となる可能性があります。
解決策としては、該当ページの画像の容量が大きいままになっている場合、画像を圧縮させてサイトの容量を軽くする方法が有効です!
また、使用しているサーバーのディスク容量、処理速度も関係しています。
画像容量を圧縮するおすすめプラグイン「EWWW Image Optimizer」を導入する
※引用:WordPress
プラグインの導入方法
- 「プラグイン」から「新規プラグインを追加」へ
- 右上の「プラグインの検索」、該当プラグインを「今すぐインストール」をクリック
- 「有効化」をクリック
- プラグインの「自動更新を有効化」にしておけば安心
1、「プラグイン」から「新規プラグインを追加」へ
※引用:WordPress
2、右上の「プラグインの検索」、該当プラグインを「今すぐインストール」をクリック
右上の「プラグインの検索」からインストールしたいプラグインを検索します!
※引用:WordPress
該当のプラグインを見つけたら「今すぐインストール」をクリック!
3、「有効化」をクリック
インストールが完了したら、右上の「有効化」をクリックしてプラグインを有効化します!
※引用:WordPress
サーバーの変更を検討することを視野に入れる
GoogleクローラーのWebサイトの巡回は、サーバーの状態も影響します!
レンタルサーバー会社の処理速度が速く安定したサーバーを使用することで、インデックスが未登録となるリスクは減らせることができます!
ディスク容量の70%程度を使用するとWebページの速度が遅くなってしまいますので、容量の大きいサーバー(300GBベース)がおすすめです。
おすすめのレンタルサーバーは、
- エックスサーバー
世界水準でもハイパフォーマンスのスピード機能!歴史がありサポートも充実!容量300GB~500GB - ConoHa WING
処理速度国内No.1!新しいサーバーで、値段は安いのにスピードは最速!容量300GB~500GB - ロリポップ
ハイスピードプランを使用すると、機能のスペックは最強!容量500GB
ディスク容量の低いサーバーを使用している方は、サーバーの変更も検討してもいいかもしれません。
⑤記事/ページ内容の品質を見直す
Googleのジョン・ミューラー氏は、「検出 – インデックス未登録」に該当するURLがある場合、Webサイト全体の品質が影響している可能性もあると発言しています。
参考:English Google SEO office-hours from December 10, 2021 – YouTube
Webサイトの検索ユーザーとなるターゲットに沿った情報が発信できているのか、今一度自分のサイトコンセプトを振り返り、ページの品質を改善することも必要です!
⑥時間で改善されることもあるので経過観察
対策方法を実行してみてもインデックス登録されないという状況になった場合、時間経過で解決される場合もあります!
Googleクローラーは1度の訪問でWebサイト全てのページを把握するのではなく、何度も訪れてページを発見します!
公開したばかりのページは「検出 – インデックス未登録」となる可能性は高く、時間を置けばクローラーがWebサイトを訪問した際にページを認識してクロールする可能性があります!
数日から1週間くらい日にちを置いてから、もう一度インデックス登録されているかどうか確認してみましょう!
また、「検出 – インデックス未登録」に対してあまり気にせずに、新しく良質なページを作成したり、読者にとって有益な情報となるページを作成することでサイトの品質が高まるため、クローラーが訪問することで解決に繋がります!
時間が解決することもありますが、Webサイトを放置することによってサイトの品質は改善されないことになりますので、対策は行いましょうね!
まとめ
「検出 – インデックス未登録」とは、GoogleクローラーにURLが発見されているけど、クロールされていないという状況!
がんばって作成した記事/ページがインデックス登録されないって何かの間違いだと思いたいですよね!
「検出 – インデックス未登録」の原因3つ
- Webサイトへの過負荷が予測され、クロールが後回しになった
- 内部リンクがなく、孤立しているページである
- 低品質な内容と判断されている
「検出 – インデックス未登録」の対策方法6つ
- XMLサイトマップの送信
- インデックス登録リクエスト【有効性あり!】
- 内部リンクを集める
- ページ速度を高める
- 記事/ページ内容の品質を見直す
- 時間で改善されることもあるので経過観察
検索エンジンに表示させたいページがインデックス登録されないという原因を理解して、適切な対策でインデックス登録されるようにページを改善していきましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました!