こんにちは!さおりです!
- リモートワークがしたいけど自分に合うか分からない
- リモートワークの実状がしりたい
みなさん、リモートワークって通勤時間がないし、ずっと家に居て楽そうでいいなって思ってませんか?
その考えは大間違いです。
私は、在宅勤務歴4年。
2019年まで会社に出社をしていましたが、2020年のコロナ禍以降は会社の強制でリモートワークとなりました!
その間、友人に「家で仕事できるっていいな~」「リモートワークって楽だし辞める理由ないよね~」とかって何度も言われてきました。
周りから「羨ましい」って言われるたびに、
違うんだけどな…
別に家で仕事してるからって仕事内容は変わらないし、
むしろ、やる事も考える事も前より増えた気がするな…
って心の中でモヤモヤ…。
それを言ったとしてもなかなか伝わらない。
そりゃあそう。
隣の芝生は青く見える
本当にそうなんです。
ただ、リモートワークが合うという方も確実にいます!
この記事ではリモートワークを経験した私の実体験を元に、メリットとデメリットを詳しく説明しています!
今後、リモートワークができる会社に転職を考えている方にとって、あなたに合った働き方を見つけるヒントになるかもしれません。
本当にリモートワークをしたいと思えるでしょうか?
- リモートワークのメリット・デメリット
- リモートワークを続けると起こる心身の変化
リモートワークの実状
日本生産性本部のテレワークに関する意識調査(第14回 働く人の意識調査)によると、2024年1月の時点でテレワークの実施率は14.8%と前回の調査時(2023年7月)15.5%(-0.7%)へ減少しています。
一方で、「自宅での勤務業務効率が上がったか」についての調査では、「効率が上がった」「やや上がった」の合計は、前回2023年7月調査の71.6%から2024年1月の調査では70.2%となっています。
これは、リモートワークでの業務効率が上がっているにも関わらず、少しずつリモートワークからオフィス出社に戻ることが進んでいるということが分かります!
そして、「今後もテレワークを行いたいか」についての調査では、「そう思う」「どちらかと言えばそう思う」の合計は、前回7月調査の86.4%から78.5%へと減少しています。
多くの人がリモートワークが憧れで羨ましいって思うかもしれませんが、実際にはリモートワークを続けていきたいという人は減っているのです!
では、なぜリモートワークからオフィス出社に戻っているのか、まずはリモートワークのデメリットから説明していきます!
リモートワークやめた方が良い|デメリット5選
リモートワークをやめた方が良い理由について、以下の5つのデメリットを説明します!
- 仕事と私生活にメリハリがつけにくく、生活リズムが崩れがち
- 通勤がないため運動不足になりがち
- 連絡が全てチャットでコミュニケーションがとりにくい
- 同僚が何をしているのか分からず連絡が遅いとストレスになる
- いつでも楽ができる環境であり仕事の生産性が下がる
①仕事と私生活にメリハリがつきにくく、生活リズムが崩れがち
家で仕事をするって一見、楽そうでいいなって思いますよね?
家で仕事をすることで、仕事の時間とプライベートの時間の境があいまいになってしまうことで、健康的な生活リズムが崩れてしまいがちなんです!
これは私の出社当時と在宅勤務時の1日の大まかな行動スケジュールの違いです。
始業と終業の時間は決まっているにも関わらず、在宅で仕事をするというだけで就寝時間が大幅にずれ込んでしまいました。
身支度が不要で通勤時間もない状況に甘えて、起床は8時40分。
朝起きるのが遅くなり、運動不足も相まって、夜はなかなか寝付けなくなり深夜になっていました。
そうなると、朝のオンライン会議に入室して二度寝。
ぼやーっとした頭で仕事が始まります…。
これはかなり悪い例でしょう…。
ですが、リモートワークをされている方は経験があるのではないかと思います!
生活リズムの乱れによって体内時計が狂うと、ホルモンバランスが崩れ、様々な体調不良につながる可能性があります。
会社に通勤するということが、自然と生まれる生活リズムにとても大きな影響があるのです!
②通勤がないため運動不足になりがち
家で仕事をすることで、日常的に体を動かすことが減って運動不足を感じることが多々あります!
通勤の時の歩行や階段の上り下りなど、会社に出勤していた時に当たり前に行っていた運動が、リモートワークでは完全になくなってしまいます。
階段を上るとすぐに息切れをするようになったし、重い荷物を持つのが大変になってしまいました。
運動には、ストレス解消や気分転換の効果もあります。
自発的に運動不足を解消しようとしている人はジムに通ったり、散歩をしたりする人はいるかもしれません。
しかし、現代人は忙しいのです。
会社に通勤することで自然と運動する機会があったのだと再認識する人も少なくありません。
③連絡が全てチャットでコミュニケーションがとりにくい
盲点だと思われますが、連絡が全てチャットになり、コミュニケーションがとりにくくなることが地味にストレスとなるのです!
厚生労働省の調査によると、「非対面のやり取りで相手の気持ちが分かりにくく不安、業務上の指示ややりとりに支障がある、会話が減って寂しさを感じる、といった課題を抱えているとの回答があった」という結果が出ています。
チャットでの会話は、LINEなどのSNSで会話をしている感覚になります。
ですが、文字だけのコミュニケーションでは、ニュアンスや感情が全然伝わってきません!
誤解や行き違いが生まれやすい状況にあるのです!
会社で会話をすることで、表情や声のトーンで相手の真意を汲み取ることができます。
ですが、チャットではそれができないのがコミュニケーションに悩む原因なのです。
そして、チャットでは「沈黙」の意味が分かりにくいのももどかしく感じる人もいます。
対面なら、相手が考え込んでいるのか、困っているのかが見て取れますが、チャットではそれが分かりません。
文字だけのコミュニケーションは、記録にも残るし一見効率的に思えるかもしれません。
ですが、人間関係の構築や複雑な問題の解決には、対面でのコミュニケーションの方がよいこともあるのです。
④同僚が何をしているのか分からず連絡が遅いとストレスになる
リモートワークでは、物理的な距離があることで同僚の状況が見えないことは、一緒に仕事をする上でかなりストレスになります。
例えば、急ぎの対応があっても、相手がオンラインなのか、別の仕事で忙しいのか、休憩中なのかが分からず、いつ返事が来るか分からないという状況が多々あるのです!!
同僚の状況が見えないことには、いくつかの問題があります。
まず、仕事の進捗状況が分かりにくくなること!
会社なら、同僚の様子を見て「今は話しかけない方が良さそうだ」と判断できますが、リモートではそれが難しいですね。
また、緊急の対応が必要な場合でも、すぐに連絡が取れないことが何度もありました!
すぐに返事が欲しい場合も、いつ来るか分からない返事を待つということをしなければならないためせっかちな私は待つのが苦痛でした。
これが一番辛かったのですが、「自分だけが頑張っているのではないか」という不公平感を感じやすくなってしまいます。
そういっても、みんなやってるよって信じたいところ。
ですが、「あの人は本当に仕事をしているのだろうか」という不信感が生まれてしまうのが人間です。
同僚の努力や苦労が見えないため、チームの信頼関係にも影響を与えることもあるのです。
⑤いつでも楽ができる環境であり仕事の生産性が下がる
在宅という快適な環境で仕事をすることで、緊張感はゼロ!
仕事へのモチベーションや集中力が低下しやすい環境になってしまいます。
例えば、「Youtubeを観ながら仕事しようかな~」とか「ちょっと仮眠しよう~」といった誘惑に負けやすくなり、結果として仕事の効率が落ちてしまうのです。
ついついスマホでSNSを見てしまったり、家事を優先してしまったりすることも…
ながら作業が一番仕事の生産性を低下させます。
それに、仕事に集中するための環境を整えるのが難しいことがあります。
家族やペットがいる場合は騒音の問題解決も難しい点です。
また、会社にいるときのような「仕事モード」に切り替えるのが難しくなります。
服装はパジャマでもOK。
自分のリラックスできる部屋での仕事。
一見、家で仕事をする環境は、快適で理想的に思えるかもしれません。
ですが、その快適さゆえに、仕事への集中力や生産性が低下してしまう可能性があるんです。
リモートワークは合う人には合う|メリット4選
リモートワークのおすすめな点について、以下の4つのポイントがあります!
- 通勤時間がかからないため、その分自分の時間が増える
- 一人になるのが好きな人には人間関係のストレスが減る
- 仕事をする際に身だしなみを気にしなくていい
- デスク環境を自分の好きなようにできる
①通勤時間がかからないため、その分自分の時間が増える
一番のポイントは通勤時間がかからないため、自分の時間が増える!という点です。
往復2時間の通勤時間がなくなれば、その2時間を自由に使えるようになりますよね。
朝はゆっくり起きられるし、夕方は家族と過ごす時間が増えるかもしれません。
他にも、朝の時間を有効活用することができるのがうれしいポイント!
朝のヨガや軽い運動、読書や勉強の時間に充てることができます!
生活リズムを整えたいと思い改善した実際の私のスケジュールはこちら。
朝に活動をすることで、心も体もなんだかスッキリした気持ちでスタートすることができています!
また、通勤ラッシュに巻き込まれることがなくなったり、家族との時間や趣味の時間が多くなるのはとても嬉しい変化ですよね。
②一人になるのが好きな人には人間関係のストレスが減る
家で静かに集中して仕事ができるため、会社の出社することでの人間関係にストレスから解放されます。
周りの人の話し声や動きに気を取られることなく、自分の仕事に没頭できます。
また、自分のペースで仕事を進められます。
一人が大好きな人、対人とのコミュニケーションがそんなになくてもいいかなと思っている人にはとてもいい環境!
怖い上司に会いたくない…とか、
会社でどうしても会いたくない人がいるという人も、
在宅で仕事ができたら対人ストレスを減らせることができますよね。
もちろん、人とのつながりも大切ですが、リモートワークは、特に内向的な性格の人や、静かな環境で集中したい人にとって、理想的な働き方かもしれません。
③仕事をする際に身だしなみを気にしなくていい
会社に行くための、身支度をしなくていいっていうのはとても楽でメリットとしては大きなポイントです!
まず、朝の準備時間がなくなることが嬉しいですよね!
髪型を整えたり、メイクをしたり、服にアイロンがけしたりする時間が不要になります!
その分、余裕を持って一日をスタートできます。
それに、服装を気にしないでいいため、自分の好きな服・リラックスできる服で仕事ができるのも嬉しいポイント!
毎日メイクをしていたのがスッピンで良いため、化粧崩れを気にしなくてもいいですし、化粧品の減りがかなり少なくなりました!
思わぬコスト削減!!(笑)
会議ではカメラオンをしなくて良かったため、私はすっぴんでパジャマのような部屋着で仕事をしていました!
むしろパジャマだったことも…。
④デスク環境を自分の好きなようにできる
自分の好みや作業効率に合わせて、理想的な作業環境を作り出すことができることもメリットです!
例えば、好きな音楽を流しながら仕事をしたり、お気に入りの観葉植物を置いたり、窓際に椅子を置いて自然光を浴びながら作業したりすることができます!
お気に入りのアイテムに囲まれて仕事をすることで、ストレスが軽減され、より楽しく仕事に取り組めるかもしれません。
リモートワークのために購入したもの
- デスク
- デスクチェア
- PCスタンド
- キーボード収納
- オットマン
- 人間工学的に良いキーボードとマウス
一番よかったことは、自分の体型に合った椅子や、目の高さに合わせたモニターの位置など、人間工学的に最適な環境を作ることができること!
長時間のデスクワークによる体の疲労を少しでも減らすことができますよ
自分にとって最も集中できる環境を作ることで、仕事のパフォーマンスを上げることができるのです!
まとめ|リモートワークのデメリットを乗り越えられる人はオススメ
いかがでしたでしょうか?!
リモートワークには、メリットとデメリットの両側面があります。
私は、人とのコミュニケーションをたくさん取りたい性格のため、リモートワークは寂しく感じました…。
生活リズムが崩れて気持ちも落ち込みやすい時期もあったり、イライラしやすくなったり。
会社で感じなくていいストレスが少しずつ溜まっていって爆発することも…。
仕事は人間関係が良いことが理想ですよね!
リモートワークによるコミュニケーションの弊害・信頼関係の構築が難しいという、意外なストレスが隠れているのです。
一方で、メリットも大きいのがリモートワーク!!
個人の生活や仕事内容、生活スタイルによって、リモートワークが合う人は確実にいらっしゃいます!
上手くストレス発散ができる人はいいのかも?
リモートワークという新しい仕事のスタイルで、新たな生活が待っているかもしれません!
最後まで読んでいただきありがとうございました!